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    2007

04.19

一番最初のきっかけ



 SMが好きだって事がノーマルな彼にばれた最初のきっかけがこの本でした。ちゃんとカバーを掛けてスライド本棚の奥の棚に並べてあったの。ほとんど小説を読まない彼だから全然気にしていなかったんです。
 でも、旅行のガイドブックを探そうと本棚を物色していた時に彼は、挙動不審の私の様子から本棚になにか見せたくないものがあるって気がついちゃったんだな。しらってしてればバレなかったのに、彼には嘘のつけないさやかであります。
 腕を掴んで引き寄せられて、あっという間に膝の上に乗せられちゃったの。
「なに隠してるの?」
 隠してません。隠してません。
「隠してる事あるでしょ?」
 だから、隠して無いってば。
「だって、赤くなってるよ。」
 いや、だからぁ、追及しちゃダメだってば・・・ 。覗き込んだままじっと待ってる彼。下向いたまま硬直してる私。
「言った方がいいと思うなぁ・・・。」
 う・・・・。

 本。
「本?」
 えすえむの本・・・・。
 下向いていたのでよく覚えて無いけど、一瞬、ぽかんとされたような気がします。
「え、どれ?」
 かばーかかってる奴・・・。
 私を膝の上から降ろして彼は本棚の方へ行きました。私は大急ぎで逃げ出して、台所で晩御飯の仕度を。しばらくしてジャガイモを剥いている私の後ろへ彼が来て、耳元で。
「ふうん。そうだったんだぁ。」
 って、言った時、まっかになってぶってしまった。(包丁持ってたから、結構危なかった。汗)
その夜、ストッキングで手首を縛られてセックスしたの。
「早く言えばよかったのに。」
 って、囁かれたけど、それどころじゃなかった。

 彼はノーマルさんだなぁって確信したのはその後でしたね。だって、すぐ忘れちゃって(本もぱらぱらめくってそれっきりだったし)、その後は、もとどおりになって縛りの「し」の字も出てこなかった。(笑)

 とにかくその後も、さやかはこっそり借りてきてダビングしたビデオやパソコンに落とした画像や動画を一生懸命に隠してました。でも、どうしてか見つかっちゃうんだなぁ・・・。(現在、ブログがバレてないのは過去の失敗のあれこれのおかげです。) で、ちょっとずつちょっとずつ、バレていくうちに、二人の間のセックスもちょっとずつ変わっていったのでした。

 でも、未だに彼は、私がプッシュしないとすぐ忘れて、ノーマルなセックスに戻ってしまうんだなぁ(⌒▽⌒) ケラケラ



↓千草忠夫の詳細なデーターベースはここから・・・・。
お勧めのシーンのピックアップもあります。
★千草文学館

Category: 読書が好き
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    2007

04.17

恋する気持ち


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 倖田來未『BEST~BOUNCE & LOVERS~』を聴いていたら、突然目の前にファイナルファンタジーの映像が・・・。え(・▽・;)
なんだ、これ?事態を把握できないさやか。なんだ。なんだ。どうしたんだ。

って・・・何のことはない。3曲目がⅩ-2の主題歌「1000の言葉~Alternate Orchestra Version~ 」だったのでした。(笑)
アレンジが全然違うものになっていたので気がつかなかった。気がつかなくても脳は反応するって事ですね。梅干を見るとすっぱく感じるようなものでしょうか。
ヾ(▽⌒*)キャハハハo(__)ノ彡_☆バンバン!!

 Ⅹにハマったさやかは、Ⅹ-2で、どうしても、どうしてもティーダを生き返らせたかった。あのⅩの哀しいラストシーンをひっくり返したかった。ユウナに幸せそうに笑って欲しかった。一回目のクリアで何も起こらずに終わってしまった時は、さすがにショックでした。ひぇ~。ユウナを幸せに出来なかった。(T_T)

 今、自由な時間をほとんどネットで過ごしてるさやかは、もう、ゲームをすることはありませんが、ちょっと懐かしく思い出してしんみりしてしまったのでした。そういえば、あの頃ティーダを生き返らせる方法を見つけた後、友達の友達の友達とかいう見知らぬ人達から何本もメールをもらいました(笑)

「ティーダとユウナを幸せにする方法を教えてください。」


Category: リアルライフ
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    2007

04.17

学習しない私へ



ゆっくりと沈み始める感覚を捉える
身体が取り止めもなく分解し
感覚が急激に拡散する
この状態には覚えがある
まずい・・と、焦って
何かに掴まろうとして空振りした

沈み込んでいく身体
振り返ろうとする心
捕まえようとした人影
残された言葉・・・

「誰にも話してはいけないって」

解っていた筈なのに
つい失敗した
同じ所で 躓いた

「だって、淋しかったんだもの」

しかたないでしょ、もう一度
ほら・・・

そして、階段を転げ落ちた
「コレデ何トカ正気ニ戻レ」

もの憂い・・・春に


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    2007

04.15

蒲公英



あの暖かい春の日に
多摩の河原に寝ころんで
あなたが 吹いて聞かせてくれた
たんぽぽの笛
そのもの憂い甘えた音よ
・・・・ああ、春は 今日一日だけで
十分すぎるほど 美しい
口に銜えた たんぽぽの軸の
ほのかな苦みをあなたは
想いととともに噛みしめる








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    2007

04.15

音が小さい鞭


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 最近の我が家の定番。実は、コレ、そのものの商品じゃなくって、キャンプ道具を使いまわしたロープを使用しています。
 さやかは、あんまり激しく痛いのは好きじゃないんです。ほどほどに痛くてちょっと痣が残るくらいが好き。で、彼は当然、Sさんじゃないのでめんどくさがり屋。長い時間、念入りに段々追い上げるような事は、めったにやろうとしません。で、二人の好みをすり合わせた道具となると、どういう物か音が派手にするんです。

 それは、ホテルのような防音設備がある、もしくはそんな音がしても不審に思われない場所で使うのなら、ムードを盛り上げていいでしょうけど・・・普通の壁の薄い民家でそれをやったら、たちまち隣近所に響き渡ってしまうので、まずい。(^_^;)ノーマルな彼は変態夫婦をやるのに抵抗がありまくりなんです。

 「バラ鞭やクラップパドルなんて、もっての外。」って言われちゃって、苦肉の策がこのロープ鞭。あまり音がしない。手軽に狭い所で使える。長さ、太さ、ロープの量も自由自在。そして、ちゃんと痣になって、肌が切れることも無く、打ち方によってはしっかり痛い♪で、平手を使うよりも疲れない。まさに、これこそ理想的(?)ロープによって全然違うので好みのロープを探してください。ちょっと重さがあるほうが扱いやすくてお勧めです。
 
Category: リアルライフ
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    2007

04.14

お仕置き・30

       ★クロード・4★


 クロードは彼女に手を貸して膝の上から降ろすと立ち上がらせた。そして部屋の不自然に中央に近い位置にある私達の丁度足の付け根ぐらいの高さのテーブルを指し示した。
「あそこへお行き。そしてうつぶせになるんだ。」
「いや・・・。」
 見開かれたカークランド夫人の瞳は、涙をいっぱいに湛え、グレイがかったエメラルドの瞳がまるでガラス玉のように光に透けて見えた。ゆっくりと左右に振られる、人形のように小さな顔に懇願と諦めの表情が同時に浮かんでいる。なにを、どうしたって、クロードの言うとおりにさせられる決まりになっているのだろう。このゲームを始めた時から、二人の間に存在する、すべてをやめるまで決して逆らう事はできないというルール。それがなければ、こういう行為は本当の言葉遊びになってしまうのだろう。だが、その決まりを作ったのはいったい誰なのか。この退廃の遊びを行う多くの女性達が暗黙のうちにそれを作り、受け入れたのではないのだろうか。今の時代、彼女達は、いつでもドアを開けて出て行くことが出来る。醜聞を怖れるのは決してご婦人だけでは無い。男にとってもこの種の噂は非常に危険な罠なのである。

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 カークランド夫人は震えながら前に進み。おそるおそるというように両手を伸ばしてその机の上にうつぶせた。顔を横に向けて目を瞑るその白い面は、殉教の諦めに縁取られているかのように神々しくも美しかった。
 クロードはテーブルの脚に取り付けてあるゴムのバンドを引っ張ってその輪になっているところを、彼女の手首に引っ掛けた。それは非常に巧妙に作られた道具で夫人が手首を内側に向けている限り決して外れないのだ。だが、反対に手首を返して掌を外側に向けるだけで縮もうとするゴムの力から逃れる事が出来る。つまり、拘 束は絶対のものでありながら、それを選択しているのは女性の側であるという不思議なつくりになっているのだった。
 クロードは彼女の腕を軽く掴み、そしてゆっくりとその手を背中に向けて移動させた。夫人は裸足の脚を落ち着かない様子で右へ左へと踏み換えた。その動きにつれて突き出したお尻が無意識のうちにもこもこと動く。スカートの中のお尻はさっきまでと違い赤く火照り、クロードの手形に染め上げられているのだった。


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 クロードの手が身体の上を這い回りようやくスカートの縁までやってきた。それから彼女の下半身を覆い隠していたスカートの裾の両端を持ってめくり揚げ始めた。揚げ幕のように再び徐々に彼女の身体が現れる。息を呑み。せわしなく溜息をつくカークランド夫人の身体の震えが、彼女がどれほどの羞恥に耐えているのかを私に教えてくれた。
 すっかりめくり揚げられたスカートを腰の辺りに手繰り上げると、クロードは部屋の壁に掛けてあった皮製のパドルを持って、彼女のそばに戻ってきた。その固い皮の冷たい表面を火照っている彼女の尻に軽くノックするように当てると、まるで耳をくすぐられた猫のように彼女はぶるっと身震いした。
「もう一度考えてくれないか。フィリップ。何のためにお仕置きが必要だ・・・と君は思う?」
「分からないな。さっきよりももっと分からなくなってしまった。第一、君自身が、本当にそれが必要なのかどうか、という事もよく分からないよ。いったい、君は、彼女を辱め、痛めつけたいと本当に願っているのかい?」
「うん・・・。」
 クロードは答えを探すかのように辺りを見回して、それから困ったように僕の方を見た。


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「僕にはそれが必要なんだよ。夢にまで出て来る位に、その行為にこがれているんだ。それに不思議な事に、やっている最中よりも無い時間の方がその事を考え、その行為に囚われているんだ。」
「それで、君はその行為をお仕置きだと思っているんだね。相手の女性が悪い事をして、それを罰していると。」
「いや、それはどうだろう。むしろ・・・むしろ、罰したいのは自分自身のような気もするが・・・。だが、それはそんなに単純な事じゃない。そう、僕は彼女を通して知るのかもしれない。自分の罪。自分のあざとさ。神をも恐れぬその所業をね。」
「だったら、彼女はどうなのだろう。彼女は罪を犯しているのか・・・・。その贖罪を願っているのか。」
「満たされぬ想いとその身体と、自分を許さない価値観なの・・・かな。」
「それが罪だとしたら、人はみな罪びとだろう。」
「許されたいと願う。もしくは許したいと願っている。受け入れたいと。与えたいとね。」
 静かに語りながらクロードはその手を伸ばして彼女の尻の狭間から太腿までを撫で下ろすと、その両脚を押し広げさせ、すべてを露にするように彼女に促した。彼女はおずおずと脚をわずかに拡げ、その姿勢のせいで、そのわずかな脚の開きだけで露に光る女性自身が私の前に姿を現した。カークランド夫人は再び大きく震え、耐え切れずに喘いだ。その足の間をクロードの手が静かに行き来する。


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「それらが皆この行為に凝縮しているのかい。」
「痛みは何をもたらすと思う?彼女に・・・。たとえば修道僧は、自らの身体を鞭打ち痛めつけるだろう。あれは、果たして何のためなのだと思う?」
「それこそが贖罪だろう。だが、贖罪と性の喜びは相容れない。君たちはこの行為に喜びを感じるのだろう?」
 実際にクロードの手の動きにつれて、ひくひくと痙攣している彼女のその部分は、蜜を溢れさせながら喜びに蠢いているようだった。その快感に連れて体全体がピンク色に染まりくねり始める。本当の所、これが欲しくてこういう行為をしていると説明された方が、ずっと簡単で理解しやすい。そう、痛みが好きで痛みによって性的に感じると言われたのでもいい。そうであれば、私は理解できないまでも、その意味を許容しようと努力しただろう。
「ああ、それがね。もっとも問題なんだよ。痛みは痛み。それだけでしかない。私が本当に欲しいのは、それを待つ時間。恐れおののいて、逃げ出したさを耐えてじっと震えている時間。そして、その行為の後に恥と痛みを噛み締める時間。痛み以外のそんな時間の方なんだ。そして、その苦しみに僕は性的に感じてしまうのだよ。」
「分からないなぁ・・・・。とにかく君は変わっているよ。僕はパリでボンデージのショウを観た事があるけれど、そんな理屈なんて必要なかったよ。その場にいる者達はとにかくその婀娜っぽさと罪を味わい充分に楽しんだと思うけどね。そんな面倒な理屈をこねる事がなんの役に立つんだい。楽しみを削ぐだけじゃないか。」
「知りたいと思ってしまうのさ。なぜ、僕は彼女を打たねばならないのか。そして、彼女はなぜ、僕に打たせるのか・・・・。」


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 そして、クロードはパドルを振り上げると彼女のピンク色に腫れ上がったお尻にそれを打ち下ろした。掌のなした所業がささやかな前菜でしかなかった事は、彼女があげた悲鳴からも、跳ね上がったお尻の動きからも充分感じ取れた。彼女な悲鳴を上げ、泣き、悶え、跳ね上がった。悲鳴。悲鳴。悲鳴。
「ああああ。いや!許して。許して。痛い。痛い。いたあい!」
 持ち上がり落ちる彼女の腰の動きは実にエロティックで、愛らしかった。それに、踏みしめられた脚や握りしめられる拳、そして打ち振られる頭からほつれ落ちる後れ毛。そしてその頬を濡らしていく涙。痛さのあまりに、彼女は無意識のうちに腕を引っ張る。
「やあぁ・・・。クロード。お願い。もう、充分よ。お願いだから。ああ!」
 どうしてなのだろう?こんな酷い目にあいながら・・・・。どうしてなのだろう?逃げようと思いさえすれば簡単に逃れられるのに・・・・。許しを請いながら、叫びながら、それでも自らの身体をそのパドルの下に差し出し続ける女性は何を考えているのか。


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 私にはクロードの言葉の意味も全く分からなかった。美しい夫人が見るもいたましい暴力の元に、泣き悶える姿を見れば、全くこういう行為をした事が無い私でさえ、股間は固くなり息が速まり汗を滲ませる。そう、テーブルの上にうつぶせる彼女が脚を跳ね上げる度に、女性が最も隠しておきたいはずの花が開き、私を引き付ける。その身体を押し伏せ味わい尽くしたいという興味と欲望が膨れ上がるのを感じながらも、私は私の友人の眉を寄せた悲しそうな表情を彼らしく、そして美しいと思って見つめた。
 歪んだ真珠の美しさ。まがまがしい悪魔の魅力を。
 ひときわ高い悲鳴を上げた夫人がぐったりとして、どうやら彼女が高みに上り詰めた事が分かった。その高みが喜びの物なのか、苦痛の物なのか分からないままであったが。クロードはこの上なく優しい手つきでその手を止めていたバンドから、彼女の腕を引き抜いた。それからもう一度、無残に傷だらけになって腫れ上がったその丸い宮殿に優しく愛撫を与えた。夢うつつのままに彼女は呻き、明らかに感じていると分かる溜息と喘ぎを振り零した。もう、すっかり脱力しきった彼女は、その身体を男達の視線から隠そうとする素振りすら見せなかった。
 ああ、この友人の傍にいる限り・・・・いつか、私自身も知ることになるのだろうか。罪と許しの仮面を被った、この甘い毒を含んだ花の蜜の味を。静かに私を見やったクロードの顔は、最初と変わりなく静かで、かすかに笑いを含んだ頬は、確かに私を誘おうとしている若い頃から慣れ親しんだいたずらっこの友人のものだった。

end.

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    2007

04.13

お仕置き・29

       ★クロード・3★


「膝の上がいいかい?それとも机?」
 クロードの表情は変わらない。今から始まる淫靡なお遊びに対しても特に興奮している様子でもなかった。
「ああ、どうしてもなさるの?フィリップさんの前で?」
 椅子からわずかに腰を浮かして、おろおろとクロードと私を交互に見比べた後に、夫人は観念したのかがっくりと首を折って囁くように呟いた。
「膝の上で・・・お願い・・・。」
 ミレーユが、酷く動揺している事は明らかだった。それは、私がいるからなのか、それともいつもこうなのか私には分からなかったけれど。クロードは手を伸ばしてミレーユの右手を掴み、頭が左側に来るように彼女をうつぶせに膝の上に乗せた。彼女の頭の上の可愛らしい小さな帽子が揺れて、恥ずかしさに両手は顔を覆う。その上質のレースの手袋が、人前で男の膝の上に乗るこの夫人の本当の身分を示しているようで、不思議な気がした。
 クロードは服の上から彼女の丸いお尻のふくらみを静かに撫でている。



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「つまりね、フィリップ、僕ら男には結局理解できないのじゃないかと思うんだよ。こうやって美しいご婦人を膝の上に乗せるのは素晴らしい体験だし、そのスカートを捲り上げて白いお尻を見るのも、男だったらみな垂涎の体験じゃないか。それは別に加虐の趣味があろうと無かろうと、やっぱりその機会があれば男はみなそれを掴むのじゃないかい。だが、叩かれる側を望むのは、全員という訳にはいくまい?」
「それは、どうだろうか。だって、お尻を叩かれたいと思うのは女性だけではあるまい?」
「ああ、そうだね。では、訂正しよう。つまり、叩く側。カーの側からは、本当に叩かれる側、キーの気持ちなど分からないのじゃないだろうか。」
「つまり、君はお尻を叩いた事はあっても叩かれた事は無いって事かい?」
「いいや、それがね・・・実は叩かれた事もある。」


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 クロードは、心底おかしそうにくすくす笑いながら、ミレーユのお尻の肉をぎゅっと掴みしめた。じっと黙ってお尻を撫でられる事に耐えていた彼女の口から小さな悲鳴が漏れる。
「何しろ、何事も経験だし、体験した事の無い私が女性を叩くのもあまりにも身勝手に思えたのでね。だが、あまり良くなかった。正直痛いだけだった。結構恥ずかしい思いをして、好きな相手にお願いして、叩いてもらった事さえあるのだよ。」
 私は、びっくりして彼の話を聞きながらゆったりと沈み込んでいた、椅子から身体を起こした。
「え?それは・・・まさか。あのS夫人のことなのか。」
「ああ、そうそう。君は僕と彼女の顛末の事も知っているんだったね。その通り。もしかして、自分の恋心が何がしらの影響をこの行為に与えてくれるのではないかと思ったのでね。でも、だめだった。どうやら、私には叩かれる事にファンタジーを描く能力が欠けているようなのだ。だが、それに反して、ミレーユのようなキーは、全く違う。」


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 それから彼は身体を傾けて、顔を覆ったままのミレーユの手をそっと引っ張って彼女の顔を露にさせた。
「さあ、始めるよ。ミレーユ、泣き顔を彼に見せるんだ。君が今日お仕置きされるのは彼のためなのだから。」
 彼女はためらいながらも、されるがままに顔を覆っていた手を下ろした。
「スカートをめくらせてもらうよ。」
「ああ・・・・。」
 零れ出る彼女の溜息は、甘くまるでその薔薇色のような色が感じられるようだった。絹のスカートがゆっくりと捲り上げられ、真っ白な夫人のお尻が現れた。すべすべとやわらかそうなそのふくらみは、冷たく白く大理石の彫刻のように美しかった。一度だけクロードはそのむき出しのお尻を撫で上げた。それから、掌を振り上げてお尻に振り下ろした。


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 肉を打つ派手な音があたりに響き渡り、カークランド夫人のお尻がびくっと跳ねるのが見えた。みるみるうちにまっしろだった彼女の丸い宮殿に赤い手形が浮き上がってきた。クロードは急がず慌てずゆっくりと一定のリズムでお尻を叩き続ける。その度に彼女の身体は跳ね、縮み、ねじれる様子を見せる。それはエロティックな踊りのようで、ただ見ているだけの私の身体をも熱くさせるのに充分なショーだった。クロードの大きな掌はあっという間に彼女のお尻を赤く染め上げていった。
 彼女の整って澄ましかえった貴婦人のつくろいは、一打ち目から崩れた。痛みにゆがみ。歯を喰いしばり、仰け反る。必死に首を振ると、そのピンで止められていた帽子が揺れる。きっちりとまとめられていた髪がほつれ始めた。汗が滲み、涙が溢れてくる。泣いていてさえも美しい女性という物はあまり多くは無いものだ。カークランド夫人は、明らかにその一人だった。


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 何回叩いたのだろう、私はうっとりと見とれていたのではっきりとは分からない。だが、30回も叩いたころから黙っていた彼女の唇から、ああっと堪えきれない声が漏れ始める。それは少しずつ強くなり長くなり、最後に悲鳴のようになった時には、彼女のお尻は真っ赤に腫れ上がっていた。
 クロードはちょっと休憩。というように叩くのをやめて、まるでピアノを引くように指を立て、その赤いお尻の上を優しくその立てた指で撫で始める。
 ついさっきまで呻き声と悲鳴をあげていた同じ口から、甘い喜びの喘ぎが漏れ始めた。愛撫されれば感じるのは理解できるのだが、ひりひりと腫れ上がったその肉を撫でられて感じるという事は私の理解の外だった。


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 お尻の愛撫を続けながら彼は、さっきの途切れた話の続きを始める。
「ねぇ、ミレーユ。君は、誰もほのめかしてもいないのに、自分からフィリップの前で叩かれる事を想像していたね。どう?」
 身体をとろかせる愛撫に喘ぎ、あっ・・・あっ・・・・と体を捻りながらも、夫人は健気に彼の質問に答えようとした。
「そんな事、考えていませんわ・・・。」
「う・・・・ん。嘘だね。どうしてそうあからさまな嘘を言うのだい?私に掌で叩かれたぐらいでは物足りないのかな?」
「いいえ!そんな事・・・。ああ、クロード、もう、おしまいにしてください。恥ずかしくて死にそう。」
「だめ。」

続く・・・
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    2007

04.12

お仕置き・28

       ★クロード・2★



 煙草の火を消すと、クロードは座りなおした。椅子の肘に腕をついて傾けた頬を乗せる。
「ストッキングと下着を脱いで。」
 まるで、暑いから上着を脱いで、というような自然な抑揚でちょっとした目配せと供にクロードが彼女に向かって言う。それは、命令というよりは、提案に近いものだった。カークランド夫人はますます赤くなりながら再び私の方をちらりと見るが、それ以上の抗弁もせずにスカートをめくり揚げた。靴下留めをひとつずつ外し始める。普段は絶対に人目に晒されない太腿が本人の手によってしどけなく露にされていく様を僕は黙って見つめた。艶々と白く光っているその素肌を。くるくるとストッキングが巻き降ろされ素肌が晒される。特別に親しい間柄でもなければ女性は決して素足を男に見せたりしない。ハイヒールがカタンと音を立てて床に落ち、靴のいましめから自由になった右足の爪先から絹のストッキングが抜き取られた。そうして同じようにして左足も。カークランド夫人はストッキングを丁寧に畳むと小さなバッグの中にしまった。


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 その動作が彼女のスカートを元に位置に戻してしまった。下着を脱ぐためにはもう一度捲り上げないとならいない。彼女は大きく息を吸うと、一度止めた。その息をゆるゆると吐き出しながら屈みこみ、真っ赤な顔を伏せて震える手をもう一度スカートの下へ差し入れる。男の前で下着を脱ぐために。白く薄い綿ローンの下着がストッキングに続いて彼女の爪先から抜き取られた。出来るだけ小さな動きで脚を踏み換えて反対の脚も引き抜こうとする彼女のそのしぐさが、恥ずかしい行為を出来るだけ美しくさりげなく見せようとする女性の想いを示しているようだった。


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「下着をこちらへ。」
 クロードが身体を起こすと手を差し出した。カークランド夫人は再び目を見張り、大きく息を吸い込んだ。要求された事が信じられないというようにかすかに左右に首を振ったものの、それ以上の抵抗も見せずに彼女は下着を掌で隠すようにして小さく畳み、クロードの差し出した手の上に乗せた。
 クロードはその下着を膝の上にひらりと拡げた。今の今まで身につけていた物をそうしてあからさまに拡げられてカークランド夫人はますます赤くなってそれを取り戻そうとするかのように手を伸ばしたり縮めたり掌を握りこんだりを繰り返す。彼女の女性らしい本能がクロードの手からその下着を奪い返したいと動くとしたら、それを押し留める気持ちは何なのだろうか。私はその彼女の様子を不思議な気持ちで眺めていた。この場合どちらが本当に理性によるものなのだろうか。もしも、本当に理性的な判断が出来る状態ならば、そもそも男の手に下着を渡したりはしないだろう。恥ずべき行動を続けられるように本能の動きを押さえつけようとする理性の存在という考えはどこか矛盾している。そもそもいたぶられる事を望むマゾヒスティックな感覚は理性とは程遠い所にあるのだろうか。


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「君はどう思う?そもそも、彼女は非常に慎ましくきちんとした女性である事は疑いようも無い。」
 クロードは膝の上に乗っている下着を軽く弄びながら、話出した。
「常識も備えているし、教育も受けている。ちょっと会っただけでは分からないかもしれないが、本当に気立てもよく誠実な女性なんだよ。私のような嘘つきで平気でひどい事をするような男にそもそも関わるべきじゃないと思われるような素晴らしい女性なんだ。それなのに・・・」
 クロードは改めて立ったままいたたまれない様子でもじもじとしているカークランド夫人を見上げると、右手で彼女の方を軽く指し示した。
「愛してもいない男のために、ほとんど、知りもしない君の前でこんな恥知らずな事をやらざるをえない。」


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「それは、彼女がただお尻を叩かれる事を望んでいるからなんだ。」
「ああ・・・・。」
 溜息をつくような、かすかな羞恥の声が彼女の唇から漏れた。ぎゅっと握りしめられていたレースの手袋をはめたままの手が持ちあがり赤くなった両頬を押さえる。
「私は、何人もの女性のお尻を叩いてきたけれど、彼女達は決してその行為に歓びだけを感じている訳じゃない。むしろ、痛みの方が多いとさえ思うこともあるんだ。それでも、彼女達はそうされたがっているし、そのためにこんな辱めにも黙って耐えるという訳だ。」
「恥ずかしい行為を要求される事が喜びに繋がるって訳じゃないのか?」
「さあ、どうだろう・・・。」
 クロードは再び彼女の方を見た。
「ミレーユ。どう?こうやって男の前で下着を脱ぐ事は性的に感じる行為なのかい?」
 カークランド夫人は目をぎゅっと瞑ったまま、赤くなった顔を必死の表情で左右に振った。


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「目を開けて。ミレーユ。」
 クロードの声はあくまでも優しく静かで、彼自身が性的に興奮している様子は微塵も感じられなかった。
「僕をご覧。」
 夫人は素直に目を開けると、クロードの顔を見た。クロードはわざとらしく手の中の下着を拡げてみせる。
「ああ・・・・やめて。」
 呟き漏れる夫人の声音は、相変わらず拒否しているようには思えなかった。だが、その表情は恥ずかしさにかすかに歪み美しく整った彼女のその表情が日頃取り澄ましている女性の決して見せない秘密を覗き見ているような興奮を私に覚えさせた。
 いや、「ような」ではない。今、私の目の前に曝け出そうとされているこの一幕は明らかに彼女にとっては絶対に他人には見せたくない秘密に違いないのだった。寝室の奥深く引き出しの中に鍵をかけて仕舞われるような甘い秘密。


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「ご覧よ。フィリップ。濡れているだろう。」
 クロードが差し出した下着の中心は明らかに湿って透けていた。まるで科学の実験の成果を見せるかのようにクロードは無邪気に私に向かってそれを差し出した。私は黙って彼女の下着を受け取った。
「いやっ!」
 押さえきれない小さな叫びがカークランド夫人の赤い唇から漏れた。大事なものを思わず取り返そうとするかのように私の手の上に乗ったその白く美しいレースの下着に伸びた彼女の手が、寸前で握りこまれ、おずおずとまた引っ込められた。
「お仕置きの量を増やしたいみたいだね。ミレーユ?」
 明らかに面白がっているクロードの声に、恥ずかしさのあまりに顔を覆った彼女はいやいやと子供のように頑是無い様子で首を振ってみせる。甘えた少女が、父親の前でするようなその仕草はクロードの言葉を拒否しているようで、受け入れているのが明らかだった。
 私は、非常に不思議だった。かすかに自分の温もりを残しているだろう下着を男達の前に拡げ弄ばせるのを貞淑な女性に許すほどの欲求という物はなんなのだろう。彼女の思わず見せるコケティッシュな動作が、決して嫌悪感を示していない事に安心して、私は彼女の下着を思わせ振りに透かして見入る。その実、私が見ているのは下着などではなく、彼女が隠しようが無く示して見せる羞恥の表情なのだった。

続く・・

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    2007

04.11

お仕置き・27

       ★クロード・1★



「何のためにお仕置きが必要だと君は思っているのだい?」
 煙草の火を付けたクロードはゆったりとした安楽椅子の背に身体を預け、最初の白い煙を吐出した。遊ぶために産まれてきて、一度も仕事をしたことの無い貴種の一人であるクロード・ヴァインリッシュ・ロクフェール・フォン・ハインリッヒ子爵は、細めた瞳の奥から余裕のある視線を私の方に向けてくる。
 私自身は決してクロードのように銀のスプーンを咥えて生まれてきたわけではない。だが、どういうわけか私とクロードは非常に気が合った。それで、大学を卒業した後も、こうして腐れ縁が続いているのだった。
「打たれたことが無いんでよく分からないけれど、結局は快感なんじゃないか。お仕置きって言ったって、それに値するような罪を犯したわけでも無いし、そういう罰を与える動かせない関係があるわけでもない。結局は言葉遊びじゃないか。君は相手に痛みを与えたいからそうしているのだろうし、相手だって打たれたいからその関係を受け入れているのだろう?」
「さて、そこが問題というわけだ。」


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 腕を伸ばし、灰皿の上で煙草の灰を軽くはたき落としたクロードは同席しているご婦人の方へその視線を巡らせた。私もつられたように彼女を見詰めてしまう。その女性はクロードの女友達の一人だ。クリーム色の仕立てのよいシャネルのスーツに小さな帽子。慎ましやかに揃えられたレースの手袋に包まれた指先が、彼女の育ちのよさを窺わせている。今まで、ほとんど言葉を発しなかった彼女は、二人の男に見つめられた事で頬を赤くして視線をそらせた。
「ミレーユ。キミは僕にお尻を叩かれている時、感じている?」
 おいおい。私は心の中で呆れながらも事態のなりゆきを見守った。女性が同席しているこの席での、この話題選びだけでも充分非常識なのに、こうして彼女に質問したことで、クロードと彼女の間の関係が明らかになってしまったからである。まっかになった彼女、ミレーユ・カークランド夫人は困ったような表情で私をちらりと見ると、諦めたように真っ直ぐクロードへ顔を向けて溜息をつくように答えた。
「・・・いいえ。ええ。多分。」
 くすくすとクロードは笑った。
「それじゃあ、ちっとも分からない。」
「・・・ああ、だって私にだって分からないわ。」


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 困ったように、また彼女は僕の方をちらりと見る。どうしたって、社交の席で二、三度会っただけの男にそんな会話を聴かれている事を意識せずにはいられないのだろう。
「お仕置きが好きなわけじゃありませんもの。」
そう言って彼女は自分の綺麗に磨かれたエナメルの靴の爪先を見つめた。
「でも、君はそんなひどい仕打ちを君にする男の傍を離れられないんだね。」
 クロードは優しくささやきながらその爪の先まできちんと手入れされた手を、彼女の膝の上に乗せた。びくっと、女は震え、それから意識しない動きでわずかに彼の方へ身体を傾ける。すべてを知り合っている男女の親密さで。
「勘違いしないでね。あなたを愛している訳じゃないわ。」
 笑いながらクロードはうなずく。
「そう、君が求めているのが僕ではないことは知っているよ。」


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「ご主人に悪いと思わないの?」
 膝に乗せていた手を引っ込めて、再びゆったりと背もたれに身体を預けると、笑いを含んだ声のままでクロードが言葉を続けた。カークランド夫人の瞳がわずかに見開かれて大きくなり、唇がかすかに震えた。行儀良く膝の上に乗せられていた手を握り合わせて揉み絞る。
「ね。そんなこと。・・・出来ないわ。私、フィリップさんがいらっしゃるところで。」
 そわそわと座りなおし、困ったようにチラチラと私を窺いながら彼女は必死の面持ちで、さっきと反対にクロードの膝の上に手を伸ばした。その手をクロードの手が軽く握った。
「何を考えてるの。悪い女だ。そんなはしたない事を考えるなんてうんとお仕置きをしないといけないね。」


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 カークランド夫人がぎゅっと目を瞑り、握られた手をぎゅっと握り返す様子を私は黙って見守った。彼女の呼吸は速まり、目は潤んでくる。ぱあっと首筋まで赤くなり、まるで少女のように恥ずかしげに俯く彼女は、先ほどまでの社交に倦んだような無関心さで座っていた上流階級の取り繕われた美しさは微塵も残っていなかった。瑞々しい野の花が咲きほころぶ瞬間のような、思わず自分のものにしたくなるような可愛らしさ。
 その様子から、彼女がけっして「お仕置き」を嫌がっている訳ではない事は明らかだった。不思議な事だがほんとうだ。痛めつけられることに性的快感を覚えるという講釈から受ける陰惨さとは裏腹に、彼女が見せるちょっとした羞恥の表情は、誰が見ても美しく愛らしい。


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「ああ・・・。嫌。お願い・・・。そんな事。させないで。」
 途切れ、途切れに呟くように押し出される言葉は、まるで愛の睦言のように聞えた。お仕置きを嫌がっているというよりも、ケーキの上に絞り出されたクリームの上に乗せる赤いイチゴのように。多少の酸味と彩りを与えるために紡ぎ出される言葉。もじもじと腰を動かして恥らう様がまるで誘っているようだ。
 だが、おそらく、もう、どうするかは決まっているのだ。クロードが最初にこの話題を持ち出した時から、それ以前に、彼女がクロードの家にやってきた時に、偶然にも私が居合わせている事自体が子爵の計算づくの行為なのだろう。隠しておきたい情事をついうっかりと表に曝け出すような男ではない。



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 クロードはにっこりと微笑んで、彼女の握っていた手を離すと、その掌を上向けて促すようにちょっと振って見せた。その手を絶望と羞恥のないまぜになった瞳でカークランド夫人は見つめていたが、やがて胸元を押さえて立ち上がった。再び私の方へちらと視線を巡らす。それから、この部屋から出て行くことの出来るドアを。迷っている訳では無い。ただ、そのドアから出て行くことが出来たらどんなにかいいだろうという想いが表れた視線。
 私がそこにいる事を彼女は楽しんでいない。それは、分かった。出来るものなら、逃れたい、と、本気で希求している事も。だが、それとは反対に、美しく上気した彼女の頬も、とろんと潤んで濡れたような瞳も、この事態が彼女にもたらした性的興奮を露にしているのだった。

続く・・・

Category: スパンキング(novel )
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    2007

04.03

今頃気が付く(⌒▽⌒) ケラケラ

カレンダーが無い!(⌒▽⌒;)



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Category: おしらせ・他
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    2007

04.02


 
桜の木の下で待っていると約束をした

金の瞳の獣と

私は、むっつ
白い花が一面に散った
赤い着物を着てた
鶸萌黄の帯を締めてた

桜の木は家の前に咲いている
門を出て
桜の花びらが散り敷かれた
五段の階段を降りて
たったの三歩

一尺ほどの高さの崖をぽんと飛ぶと
外灯の光の届かない
木の下闇に獣は蹲って待っていた

獣が約束どおりに
その牙を私の皮膚に立てる時
冷たい湿った布団に包丁をつき立てるように
ちょっとへこんで
逆らって
それから ようやく諦めて
ずぶずぶとそれを受け入れるのが 見えた

ぼんやりと薄墨を刷いたような
ぴんく色の光の中で

私は

獣が音を立てて
私の身体を貪り喰うのを
じっと見て いた

ぼりぼり ぴちゃぴちゃ・・・

獣の骨を咬む音と
血を啜る音を

聴 きながら

待つ 

囚われたの螺旋の中で

夜の清い空気のひんやりとした風が吹き上げる
桜の花びらを数えながら・・・

それから獣は満足げに舌なめずりをして
固くて丸い頭を 私の脛に擦りつけ

くちくなった胸を満足げに膨らましながら

また・・・
と、囁いた

また、来年、桜の木の下で










Category: 物語
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