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    2007

12.16

お仕置き・48

琴音・1(第一部)を先に読む

★琴音・15★ 


「まあ、もっと強く叩いて欲しいの?」
 追い討ちをかけるような明子の言葉に、せっかく覚悟を決めた琴音の気持ちは、揺れ動く。琴音は身を揉んで、頭を打ち振った。
「そう・・そうなんです。お義母さま。強く打ってください。もっと、強く・・・。」
「よく言ったわ、琴音さん。では、もっと、強く打ちましょうね。」
「ああ・・・・。」
 何のために叩かれていたのかという意味はすでに琴音の頭から抜け落ちていた。あるのは、夫の面影だけだった。あの人の妻となるために、そのためだけに琴音はどんなに辛くても、この習慣になじんでいかないといけないのだ。


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バッシイイイイイインン!!!!!
 皮が肉を打ち据える音があたりに響き渡る。
「きゃあああああああああ!」
 今までとは比べ物にならない。琴音にはそう感じられた。跳ね上がった琴音の身体は、激痛を何とかして吸収しようと何度かバウンドを繰り返した。一打目の苦痛が全身に拡がって染み渡り、また、打たれた場所へと漣のように戻ってくる。軽くパドルが皮膚に触れ、二打目が来ようとしている事を琴音に教えた。
 何とかして逃れようと、琴音の身体は勝手に膝から滑り降りようと動いたが、あっという間に義母の足が琴音の膝へ絡み付いて、動けなくなった。


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「琴音さん、動いちゃだめ。」
 そんな事は琴音もよく分っている。だが、本能が支配した動きは、理性でどうにかなるものでもない。
「あ、あ、あ、あ・・・・・っ!お義母さま。許してっ!」
バッシイイイイイインン!!!!!
「いやあああ!いやっ!いやっ!」
「我慢して。あと、八回よ。」
 苦痛だけが琴音を支配し、頭の中は真っ白になる。何も考えられず、叫ぶしかなかった。


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「痛あああい!痛い。痛い。痛いの。お義母さま。」
 琴音は恥も外聞もなく泣いた。おそらくは家中に響き渡っているであろう、叫び声も、泣き声も、はばかる事無く思いっきり泣いた。
 お仕置きに対する疑問も、ためらいも、後悔も、羞恥も、激しい苦痛の前では、無力だった。今、琴音の身体と頭を満たしているのはただ苦痛だけ。その苦痛がもたらす、反応だけだった。
 必死で目の前のものにしがみつき、ただただ、我慢できずにに泣き叫んだ。


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 気が付くと、いつの間にか打擲は終わりになり、ひっくひっくとしゃくりあげる琴音は、義母の膝の上で、すすり泣いていた。義母の手が、慰めるように琴音の背中を撫でていた。
「お、お義母さま。ごめんなさい。もうしません。もうしませんから。」
「いいのよ。琴音さん。よく我慢しましたね。」
 優しく撫でる手が、やがてそっと琴音の腰に回されると起き上がるように、促した。
「智也さん。琴音さんを寝室に連れて行って、手当てして差し上げて。」


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 その言葉にびっくりした琴音は、泣きすぎて腫れ上がった顔を持ち上げた。開け放たれた扉にもたれる様に立っていた智也の穏やかな瞳が琴音を見つめていた。今までの様子を見られていた?どこから見ていたの?混乱した琴音の中に再び羞恥が湧き上がってくる。子供のように泣いて暴れている、我慢の足りない様子を全部見られていたなんて。
 すっかり母に甘える子供のようになっていた琴音は、真っ赤になってその場に小さくうずくまってしまった。
「ええ、お母さん。琴音をお仕置きしてくださって、ありがとうございました。」
 うずくまる琴音の身体に、暖かく強い夫の両腕が回され、身体を引き上げられた。


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 夫婦二人だけの寝室のベッドに横になり、落ち着いた夫の優しい手で冷たいタオルを尻に乗せてもらいながら、琴音はしゃくりあげるのをやめる事が出来ないでいた。
 頭の中はあれやこれやで混乱し、ついさっきまで胸を満たしていた満ち足りたあきらめは、どこを探してもみつからなった。琴音は、あの静かな気持ちを取り戻そうと夫の腕にしがみつく。やがて、頭を優しく撫でてもらいながら、琴音はそのまま眠ってしまった。小さな子供が泣きながら寝てしまうように。お仕置きの魔術がゆっくりと琴音を捉え、すでに引きずり込まれつつある事に気が付かないまま、智也の腕の中でまどろんでいる琴音だった。




琴音・第二部終了



続く・・・

Category: スパンキング(novel )
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Comments

to エリさん

 ぞくぞくしていただけて嬉しいです。
第三部に向けて、さやかもちょっち頑張ろう。
でないと、続き書けそうに無いので。(笑)

さやか#dCDP/g3M | URL | [編集]
2007/12/17(月) 23:55:04

ゾクゾクしました

叩かれるのってゾクゾクするんですよね…。
ちょっと刺激的なお話でした。
お仕置きされたくなっちゃったかも…

エリ#vCHX1OBA | URL | [編集]
2007/12/17(月) 18:24:03

コメントありがとう♪

to takuさん
 ありがとうございます。
せっせと書いておりますの。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
改めていわれると(//・_・//)カァ~ッ…
恥かしかったりして。w

to 柏木さん
 えー、その辺りは・・・あまり、突っ込まないですださい。
しー、しー、しー・・・
内緒ですぅ。。。。。。

to はな爛々さん
 そう、そう(笑)
絶対やってみたら楽しいって。www
チャレンジしてみてくださーい。

さやか#oPKWoutU | URL | [編集]
2007/12/17(月) 00:14:00

こうやって

苦痛と 羞恥と 至福とを繰り返す事によって
快感の極みに昇っていくスパイラルが
完成していくのでしょうね・・・
私はスパンキングは経験ありませんが
こういう風になっていくのかぁ~と
ちょっと 踏み込んでみたい衝動に駆られました
多分 実際には無理ですけど・・・

はな爛々#KwvowUQg | URL | [編集]
2007/12/16(日) 17:01:34

No title

このシリアスに迫ってくる臨場感は、なんなんでしょうか?
迫力~♪

柏木#C0P4oUbc | URL | [編集]
2007/12/16(日) 11:22:05

No title

この文章はさやかさんが全部、考えてるんですか??すごいですね。本とか出すんだったらすぐ買いますね^^

taku#AZFrFSYo | URL | [編集]
2007/12/16(日) 09:45:56

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