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    2009

08.20

快楽の生贄たち




「快楽の生贄たち」(閉ざされた部屋続篇)
作者:不詳
訳:生方未知訳
富士見ロマン文庫
1979初
カバー:金子國義

解説:処女アリスが陵辱されてから四ヶ月が過ぎ、再び物語りは始まろうとしていた。貞淑なアリスの体にひそかに眠り続けていた好色な欲望がめざめ、わたしとの仲を深く 親密なものにした。わたしとアリスは共謀し、小間使いのファニーを手始めに、若い寡婦、母娘ととどまるところを知らぬように果てしない性の密儀へ誘いこん でいった。肉体に宿る悪魔はやがて女たちを苛虐者へと変えていく…。



 「お願い、お嬢様、わたしを裸にしないでください!」悲鳴をあげるファニーは、肌着のままでいたいと望んでいるようであったし、今まさに全裸を曝されようとしている突然の通告をちり毛だつ衝撃と共に受け取らざるを得なかったのだ。「ああ。あなた、後生ですから、やめさせて」座席を彼女の直前にしつらえていたわたしを見て懇願しながら、彼女は大声をたてた。同時にアリスの指が、僅かばかりの肌着を身体にとどめていた吊り紐の留め具を今はずしにかかったのも気づいたのである。「アリスお嬢さま!・・・アリスお嬢様!やめてください!-・・・おねがいです、やめて」肌着が身体を伝い、足許までずり落ちるの感じ、最後に残ったただひとつの覆いもいずれそうなることを知るや、困惑の極に達したファニーは金切り声で叫んでいた。身動きできぬよう腕の固定されたロープを彼女は支離滅裂、気が狂ったように引っ張る。さかんにうち震えるその指は、思わず彼女の心の苦悶を物語っていた。
 「静かに、ファニー、落ちつくのよ!」残りの肌着を脱がせにかかる時、虚しく抗う小間使いへアリスは呼びかけた。その眼は欲情に満ちた残酷さに光り輝いていた。「さあ、ジャック、今だわ!」予告するように言っておいて、ことのなりゆきをよく見きわめようと一歩後ろに退がりながら、最後の作業へ進んだのだった!残りの下着がはぎ落とされ、ついにファニーは全裸で立ちつくしていた!
 「ああ、ああ!」恥ずかしさの余り、深紅に染まりながら、泣き叫ぶ。顔面を胸元にうつ向けて視線を避けたが、その胸も興奮に荒々しく波打っていた。





 わたしはついとその傍らを離れ、今度はブラント夫人の側へ行き、その秘部を調べるために膝を屈したのである。「おお、ジャックさん!見ないで!後生ですから、そこを見ないで」こうして男性の眼から自分の秘部がゆっくり観察されることを思うと、羞恥の苦悶に襲われるのだろう、夫人はそう叫ぶと―片足で身を支え、もう一歩の太腿を鼠踁部に添わせ、私の邪魔を計った。
 「その足を降ろしなさい、コニー」厳しくわたしは命じた。
 「いやです。いや」彼女は喚く。「見てもらいたくないの!」
 「もらいたくない?」そう言っておいて、彼女の両側に立って支柱の礎の蔭から、わたしは二本の頑丈な革紐を手繰りだし、彼女の足首に盛んに蹴るのも厭わず縛りつけた。そして装置を作動させる。無情にも両足は左右に引かれて離れてゆき、突きさすような悲鳴が夫人の口から迸るー虚しい抵抗や狂ったような争いを重ねたにもかかわらず、やがて夫人は逆Y字型に立ちつくし、その秘部を露わに開陳するはめになった。
 「もらいたくない?」残忍な勝利の笑みを浮かべて、わたしは同じ言葉をくりかえした。ついで、哀れっぽく抗うのも無視して、夫人に目隠しを施した。さあ、後はそっと静かにアリスを解き放ち、ファニーにこちらへ来るように合図を送るだけでいい。ファニーは指示どおり全裸のまま、おっとり刀で私とアリスの団欒に加わった。かくしてわたしたち三人はコニーの前面に跪く(私はいずれも腕をまわして二人の女性の間にはさまっていた)。そして顔を寄せ合い、夫人の秘密の部分を喜びに満ちて検分したのである。




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 「閉ざされた部屋」で、あれほどの淑女ぶりを披露し、ひとつ行為が進むたびに、大変な抵抗と羞恥と屈辱を露わに泣きむせんでいたアリス。第二巻で、アリスはすっかり変身して、小悪魔のように、女性を捉え服を剥ぎ、快楽の責め苦をを与える行為を楽しみはじめます。
 それだけでなく、アリスと同じように、そうして、引きずりこまれた女性は、すべてが終わると、素晴らしい喜びを与えてくれた私やアリスと打ち解けて、同じように性を楽しむ女性に様変わりを見せるのです。
 これが、ヴィクトリア朝の文化と云うものかもしれません。というヴィクトリア朝的という用語は、非常に厳しいがしばしば偽善的な道徳的基準、などといった幅広い意味合いを持っています。この頃、結婚が決まった男女は、二人きりで同じ部屋にいる事を許されず、必ず年上の女性が付き添う事になっていました。結婚するまで身持ちを堅く、男性と交渉を持つなんてもっての外。なのに、結婚した途端に、夫の前で全裸でいる事に抵抗を感じません。

 この辺が、よく分からない(^▽^;)

 私の読んでる本がいけないんでしょうかね。(^▽^;)

 まあ、とりあえず、次々に新しい女を凌辱しながら、お仲間に加えて行くジャックは多頭Sの理想的状況を甘受している様子です。(笑)

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Category: 読書が好き
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