2019

02.26

Game of Thrones



↓season1 10分ダイジェスト



 絶対書いたと思っていたのですが、書いていませんでした。orz

 海外ドラマにハマった最初の原因は「Game of Thrones」と、あちこちで言っておきながら、去年のそのドラマを観ていた時に日記に書こうとなんどもぐるぐる文章を綴っておきながら・・・検索したら書いていませんでした。(^▽^;) 多分、その頃の私の生活リズムは、このドラマ視聴のためにめちゃくちゃになっていたのでそれが原因だと思います。

 アマゾン・プライムでドラマを観始めた時はなんも考えていなかったんですよね。
 このドラマ、戦争しているか、セックスしているか、拷問しているか、人を殺しているかの連続なのですよね。しかも、出てくる登場人物もちょうど中世ヨーロッパぐらいの価値観なので、かなり残酷で傲慢であらっぽいのです。雰囲気も暗い。
 私が居間でこれを観ていると、観ていない家族がとおりかかるわけです。これ、まったくきまずい。本気できまずい。だってストーリーを知らないからね。画面では常に男が拷問にあったり、女が悲鳴をあげて逃げ惑ったり、急に何十人も虐殺されたりしているんだもん。「何観ているんだ」ってもんですよね。
 それで、家族が寝てから観ることにしたわけです。いつも早く寝てくれーとか、思っているんだけど、これがなかなか寝ない。

 だから、実際観ているのは、12時を回ってからです。そして、観るのは二本だけとか自分に言い聞かせるんですけど、これが面白くてやめられないんですよ。実際に放送されていると毎週一本ずつで歯止めがかかるんだけど、プライムじゃあ止まることなく怒涛の流れで観ることができますもんね。気がつくと明け方だったりするわけです。それで、しょうがなく、一本の真ん中あたりで一段落ついた頃を見計らって、観るのをやめるという習慣に変えました。だって、最後って、来週へ続くってところだから、ものすごく先が気になるところでぶっつりと切れているわけじゃないですか。到底そこでやめられるはずもなくずるずるずるって行ってしまうわけです。

 このお話とにかく人がバンバン死ぬ。それも、いい人ほどあっさりと死んでしまう。この人はかなり重要な位置にいるし、領主だし、絶対大丈夫と思っているとあっさり処刑されてしまう。呆然とするしかありません。
 それから、純粋で弱くて美しいものほど、酷い目に合います。正義はないのか。ないんですよ。なんの罪もない子供も、塔の上から真っ逆さまに突き落とされます。そして、罪あるものは生き延びます。現実ってこうだよね。力あるものが勝ち。無いものは踏みつけられて無力に死んでいく。
 それから、さっきまで頂点にいたものが、次々と殺されたり、凋落したり、残酷に切り刻まれたりすることになる。

 シオン・グレイジョイの話をしましょう。
 まあ、私が取り上げるのだから拷問シーンです。彼は、人質として敵方に預けられていながら、領主の長男の親友として明るく楽天的な青春時代を過ごします。けれど、混乱の時代が訪れて、自分の一族からは拒否され、人質として育った家では信用されずで、傲慢で苦労知らずの狡猾な裏切り者に成り下がっていきます。結局は、部下の裏切りにあって、完全に頭が逝っちゃっているサディストの領主の跡取りラムジーに身柄を囚われ、拷問にかけられます。
 ラムジーは本当に人を残酷に痛めつけるのが大好きです。殺すのも楽しく、なぶり頃さないと気が済みません。
 グレィジョイを部下に拷問させて、ラムジーは姉ヤーラの使いのふりをして現れ、助けに来たと言って逃してくれるのですが、さんざん逃げ回させておいて最後には元の部屋へ案内するのです。逃げられると思っていたシオン・グレイジョイは絶望します。それから、彼は磔台に縛り付けられ、指の皮を剥がれます。耐えられず指を切り落としてくれと言うまで皮を剥ぐと嬉しそうに言われ、痛みに泣きわめくシオンは屈服して指を切ってくれと頼むしかありませんでした。
 ラムジーは、次に、シオン・グレイジョイを女に誘惑させて、事に及ばせ、その結果、彼を去勢します。
 シオン・グレイジョイは、ふたつの一族の間で右へ行けば裏切り者、左へ行けば信用されないとあって、寄って立つものを持っていませんでした。それなのに、彼はここでアイデンティティーであった、漢(おとこ)であるという誇りさえ、奪い取られてしまいます。この状態で女に誘惑されて、ことに及ぼうとするくらいだから、彼は自分がもてると思いこんでたんだろうなー。なのに、大事なものを切り取られてしまい、ラムジーが大きなソーセージを美味しそうに食べているのを見せつけられなくてはならない。
 その後も精神的にも、肉体的にも、痛めつけられ、辱められ、名前もとりあげられて「リーク(くさいやつ)」と、名乗らされ、どんどん壊れていくのです。

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 なかでも恐ろしいのは犬です。ラムジーは獰猛な犬をたくさん飼っていて、気まぐれから人を追い放ち、犬に追わせて食い散らかさせるのが好きなのです。シオンはその犬舎の檻の一つに入れられています。

 人を壊すのはいかに簡単なことでしょうか。この恐怖、この苦しみから抜け出すことはできないと分かっていて与えられ続ける苦痛がどれほど精神力を削ぎ落としていくでしょうか。リークとなったシオンは自分から恐怖の中から逃げ出すことができません。逃げればもっと酷い目にあわされると思うと、身動きがとれなくなってしまうのです。シオン・グレイジョイは助けに来た姉に向かって、シオン・グレイジョイは死んだ。俺はリークだ。逃げたりしないとまで言います。


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 そげた頬を見れば、もう、シオン・グレイジョイが、元のくったくのない青年に戻るのはとうてい無理だと思うのです。このドラマは、こうやって、生と死の間の究極の選択によって否応なしに人々を追い詰め変えていくのです。
Category: 今日のSMビデオまたは映画
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